あたまにおちてくることばを。

                   
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白い純粋/詩
 『白い純粋』


今晩ここで感じてる思い
ナシにするなんて
無理
だってこんなに
祝福の音
降っているのに
気持ちいいこと
知っているのに
考えなくても浮かんできちゃう
白さは純粋

守ってやらなきゃいけないほど








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夜明けの光/詩
 『夜明けの光』


理解できない 答えをもらった
正しい理由が わかるまでには
時間がゆっくり流れていって
私もゆっくり流れていって
暑い夏の日
レンタルビデオのムービーを見て
被害者の気持ちわかると思っていたのに
そいつはサイゴ加害者になり
みんなどっちも
大切にしたいことがあるから
怪物みたいになっちゃうことが
あるってことを
百パーセントのラブな気持ちで
やっと今ごろ理解したんだ
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ゴールドパピヨン/詩

『ゴールドパピヨン』
  
   

行方を追っては
いけないキマリ
キマリじゃなくても
追ってはいけない

あなたはあなたを手放してしまう
後ろ姿が悲しいままの静止画になり
私のところへ 届くでしょう

感じている気持ち吐かなきゃいられないほど
ロマンチストなアンフェアぐあいに
言葉も失い
顔も忘れる
草むらの中 立ちつくしている
後ろ姿の誰だったっけという思い出に
変わってしまうの待つでしょう

収集家ではない私だから
その記憶さえも 消えてしまって
思い出そうとまぶたを閉じたら
光の残像

色があふれて
たくさんのパピヨン
ゴールドパピヨン

奇跡的な
変化の誕生
見るでしょう





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真空/詩

『真空』


ガラスの破片をひろっていたら
いやなかんじの太陽の熱
アタマに感じて
目を細めて顔あげてみたけど
うすよごれた色をした雲
ちっそくさせる真綿みたいに
殺人的な狂気を秘めてる
これからのこと考えたってしょうがないんだ
今日いる場所で 意味がないこと
直感でわかる
あらゆるものがストップしていて
すべての流れがブロックされてて
そこでムリヤリ動いているのは
私ひとりで 大事なことをわかってないんだ


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あまりにも真実/詩
 『あまりにも真実』


ごまかしようもないほどに
ショックを受けてしまったのだ
わたしの信じたカタチ以外に
育ってしまったものに気づいて



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| 01:10 | | comments(0) | trackbacks(0) |
ずっと単純/詩


『ずっと単純』


冬の寒い日
かじかむこころは 勇気ないから
かんたんに
ダークなちからに占領されちゃう
悲惨な行方を追うのもかんたん
悲しいことだけ 信じられるから

やさしい気持ちは
心細さの象徴として
十年ぶりにおりてきたけど
わたしの気分はかんたんに変わる。

かんたんなんだ
かんたんだった

夢の中ではかんたんだった
私は夢で天才だった

かんたんすぎて
やる気も起きない天才だった





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いまここで地面に/詩

「いまここで地面に」




最後に声を出したのは
いつだっけ

山の頂上から何かに向って
呼びかけたのはいつだっけ

ひとりになったときを
待っていたかのように
それはやってきて

わたしのあたまを
静かに
地面に垂れさせる

わたしは
あのときわからなかった
自分のしたことを
理解して
服従するしか
できない

あやまるよりも
地面に額を押しつけて

どこまでもひとりで
じっとしている
じっと息を
くりかえしている




 

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| 05:09 | | comments(0) | trackbacks(0) |
あなたにあげたかったもの/詩
「あなたにあげたかったもの」


あなたにあげなかった花は
歩きながら道ばたに捨てる
どこまでも歩きながら
あなたにあげられなかった
ものをたくさん
ボトボトと捨てる

草むらのなか
白い光を放つだろうね
だけどあなたは
それを拾うことはしない
僕はもう
振り向きはしない

あなたに手紙を書くのもいいね
いつかどこかで
もし気が向いたら
この狭い街を出て
僕の中で
あなたが小さくなった頃

あなたにあげなかった花は
道ばたで新しく芽生え
新しい世界に再生する

その花のことを
ときどき考える

あなたにあげたかったものは
どこにでも咲く花と同じ
どこにでもあるもの







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去っていく言葉/詩
「去っていく言葉」








チラシの切れ端に
こんなふうに言葉を書いて残しておけば
それは船になってどこかへ流れていくかもね

小さな頃、葉っぱで作った小舟みたいに
ユラユラ流れていくかもね
忘れたころに
わたしのところに流れ着いて
謎が解明できるのかもね

だけどいまは
意味のわからないコトバ
わたしの中から切り離すだけ
どこへ行こうとどうだっていい
自分でも意味がわからないまま
チラシの端に
模様のような文字
日本語のコトバ
それを見ている眼球に映る文字は
呪文のようだろう

どこへいくんだろう

その呪文は
いったいどこへいけるんだろうね









| 19:20 | | comments(0) | trackbacks(0) |
beauty /詩
「beauty」




美のまわりには
いつだって
あやうい感情が氾濫している
憧れから
憎しみから
あきらめから
拒絶まで
何から何まであつめてしまう
ほんとうに?
ほんとうにそれは美しいもの?
20年後に謎はとけるよ
魔法はとけるよ
セレモニーはきょうやるべきだよ
| 18:54 | | comments(0) | trackbacks(0) |