あたまにおちてくることばを。

                   
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プリミティヴコード/詩
「プリミティヴコード」



新しい物語を作ったら来て
行方知レズの言葉の行き先
たどって全部あつめたら来て
わからないこと
わからないと叫んだ位置から
見えなかったもの
全部見てきて
私に見せて
鳥カゴのようなマンションの部屋
私はここでずっと待ってる

できたての物語
それを聞く私の瞳は
いろんなふうに光を放つ
あなたもきっと気に入ってくれる
羊の毛皮を敷いた床の上で
冷たいベリーのお茶を飲んだら
また出て行って
新しい物語を作ってきて
私はずっと待っているから



新しい物語をつくってきたよ
ずいぶん時間がかかったけど
そのぶんすごい物語なんだ
僕のために作ってきたよ
君のために作ってきたよ
僕はときどきわからなくなる
誰のために物語を作っているのか
何のために物語を作っているのか
僕が物語を作らなかったら
君の身体に「退屈」が入り
病気になってしまうんだって
君と一緒に羊の毛皮にくるまれて
ずっとゴロゴロしていたい
って思うこともある
でもそうしたら
君の肌がボロボロになって
瞳の中のきれいなキラキラ
消えてなくなっちゃうんでしょう?
おまけに僕まで消滅するんだ

面倒だけどまた旅に出るよ
そして
君のために
物語を作ってくる
僕のために
物語を作ってくる



毎晩 私に手紙を書いて
出さなくていい
書くだけでいい
困ったことがあったときには
右の手で質問を書いて
左手にペンを持ち替えて待って
私がすぐに答えてあげる
あなたの旅を手伝ってあげる
私にくれる物語がなくなるときまで
ずっと一緒に

同じ話は好きじゃない
悲しくてもいい
楽しくてもいい
誰かに恋をしたっていい
美しい物語を作りたがってる
あなたが好き



ときどき君はいないのかもなって
思うことがある
ぜんぶ僕のモーソーなのかな
だって君のいるマンションへの行き方が
わからなくなっちゃったから
あまりに僕が絶望しすぎて
君に見放されてしまったのかな
今回の物語は大変なんだ
僕は怒りでいっぱいだよ
信じてた人が信じられなくなったんだ
その人のことを怒ってるんじゃない
こんなことが起こる世界すべてに怒ってるんだよ
こんなことが起こる自分に怒っているんだ
君のことさえ忘れてた

でも夢をみた
セックスアンドバイオレンス
それから
ホラー、ゴシックごちゃまぜの中
君と僕はずぶずぶと落ちて這い上がれない
叫びながら汗びっしょりで飛び起きたんだ
それで思い出した
でも君のところへ行けないよ
会いたくても
君のいるマンションが
どの街にあったのかさえ
わからなくなっちゃったんだから
三ヶ月前に行ったばかりなのにさ
きっとまだ僕の物語が
完成してないせいかもしれない

今晩 手紙を書こうと思うよ
出せなくても
それが君に届くなら
君のこと忘れててごめん
て書くよ
そして左手にペンを持って待つ

         







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