あたまにおちてくることばを。

                   
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ウィンド シンドローム /詩
「ウィンド シンドローム」



みんなで丸くなって
小さくなって
そこに隠れて
待っていた
誰かが来るのを
そして
窓から風やってきて
私たちを一人残らずさらったの
鳥に食われた子供もいたし
風に逆らって地面に落ちた女の子もいた
それがわたしじゃなくてよかった
みんなそうおもっていたのが
わかったの
言わなくても
ほんとうにみんなそう思っていた
暖かい暖炉の火のあるところだけで
通用する甘い言葉
そんなナンセンスなことばっかり言っている女が
飛んでいる私たちを
誰もみていないところで
包丁で突いて殺そうとした
わたしたちは慣れっこだった
コノひとみたいな人間に
何度も何度も会ったことがある
何人も何人も
たくさんいるの
それはそうと
風は私たちをどこへ運んで行くんだろう
風の腕の中は意外にも
寒くなんかないのだった
私は風が好きになった
でも風は
私の気持ちを
冷たい風で吹き飛ばす
そうすれば私はあっという間に
好きだと思ったことさえ忘れてしまうし
気分がすーっとするからね
風にのって
風に吹かれて
飛んでいるのは
とてもすてきな体験だった




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