あたまにおちてくることばを。

                   
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消費した未来 /詩
「消費した未来」

a boy

冗談のように その電話はかかってきたので
自分が何を失ったのかがわからなかった
夏の湿気となまぬるい空気が
忠実な犬のように私にまとわりついて
次の日になっても 私の思考は
燃え尽きることもできない
中途ハンパな温度の中で漂っていた

秋になり
気まぐれな夏の空気は
私から奪ったものを
ポトリと落として去っていった
よく見るとそれは
思考ではなく感情だった
地面でヒクヒクとうごめく私の感情は
動物のレアな肉のようだった
私はそれを置き去りにして
家に帰った

ゲームから降ろされて
ヒマを持てあましている私に
子供たちがまとわりついてきた
ナイフを突きつけたいほどきれいな肌で
私が消費してしまった未来を
彼らは私に見せつけた
私は子供の1人を抱き上げ
彼が持っている未来に届くほど
空高く高く放り投げてやった
太陽の光を遮って
子供が笑っているのを、見た





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| 毎日がシンクロニシティ | 2009/06/30 01:16 |
「消費した未来」という詩をつくった。 この2、3日、絶望というものについて 考えていた。 私はいままで深く絶望したことがあるのは 1回だけ。もう8年くらい前。 そのときは創作に関してすべてのやる気と気力がなくなっただけで 自分が絶望しているとは気づかなか