あたまにおちてくることばを。

                   
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開 / 詩

「開」

 

 

 

かばんいっぱい

 

つめこむごきげん

 

ゆるされていると わかったからだ

 

焦げついた床

 

そのままにして

 

ツルツルすべる

 

廊下をわたって

 

くだらないジョーク

 

とめどなくでる

 

調子にのってるつもりはないんだ

 

できる範囲でいろいろ集めた

 

ダンスもやったし

 

絵も描いてきたし

 

宇宙の真実 勉強してきた

 

 

来るべき時を待っていたんだ

 

 

 

 

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| 01:18 | | comments(0) | trackbacks(0) |
生きている体/詩

「生きている体」

 

 

声を聞いたら

 

いつも知ってる人ではなかった

 

それでもなじんで

 

年代ごとの私ができて

 

年をどんどんとっていったら

 

私の中に 

 

たくさんの人が 入っていること 

 

考えてみたい

 

 

 

 

 

 

 

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| 00:57 | | comments(0) | trackbacks(0) |
限界/詩

「限界」

 

 

わかっているの それはそれでも

どうでもいいほど心がおどるよ

すべて忘れて ダンスすること

すべての楽器がかなでる音を

感じておどる

ホントの波を正しくつかむ

その間だけ 正しくないことしたくはないの

 

私ではない

 

それは音だけ

 

ここに いま

あるのは音だけ

 

 

 

 


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| 06:12 | | comments(0) | trackbacks(0) |
毛布のように/詩

 

「毛布のように」

 

 

わたしの免疫

 

ボロボロになって

 

女の子とは

 

呼べないくらいに

 

ボロボロになって

 

ボロボロなのに

 

ボロボロのときに

 

わかること 

 

ある

 

 

 

ボロボロなときに

 

ほしいものだけ

 

たいせつにしたい

 

 

 

 

 

 

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| 03:21 | | comments(0) | trackbacks(0) |
波打ちぎわ/詩

「波打ちぎわ」

 

 

遠くなっていく

 

波といっしょに

 

遠くなっていく

 

こっちに流れは向かっているのに

 

どんどんどんどん

 

遠くなっていく

 

信じる力を失ったまま

 

 

 

 

 

 

 

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| 03:09 | | comments(0) | trackbacks(0) |
サーチライト/詩

 

「サーチライト」

 

 

ここでライトを照らしたときから

 

みんなバラバラ

 

バラバラになって光の筋をたどりはじめる

 

すなおになって

 

荷物軽くして

 

夜が変化して

 

気体

 

液体

 

ゼリーになったトンネルの中

 

ぐるぐる無音のタイヤをまわして

 

つつまれていって

 

見えなくなった目を閉じて笑い

 

 

発して

 

まっすぐにのびる

 

 

 

 

 

 

 

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| 02:41 | | comments(0) | trackbacks(0) |
母が死んだとき/詩



最後に持っていたのは
最後に手に持っていたのは受話器だった

誰かの声が聞きたくて
あったまりたくて
わからなくなりたくて
何かをあげたくて
欲しくて
どっちかわからなくて
あげたり
もらおうとしたり
だけどやっぱりあげたかった
そして欲しかった
誰にもわからないやり方でそれをしようとしたら
どんどんこんがらがっていき
娘がそれをほぐそうとして私を傷つけ
私は娘を恨んで泣いて
娘が私に抱きついて泣いて
私のお母さんでいてよ、
と言い
私は自分が誰かわからなくなりそうになったが、
娘の母親にやはりなることにして
娘を憎みながらも愛することにして
娘に引きずられながら外に出て散歩をした

涙の跡を頬にくっつけた娘は
私のことをお母さんと呼び
私は娘の母親であり
娘に野菜をかってやり、
娘は私におむすびを作ってくれた

私は旅に出た
3日して娘がつくったおむすびを取り出して食べた
かたく冷たくなった玄米は塩が効いていて、
ほのかに紫蘇の味がして、
梅が出てきて、
涙がでてきた

おいしくて、涙が、でました、

と娘にメールを送った
私はさらに遠くへ旅に出ることになった

私が本当に最後に持っていたのは、

娘が買ってくれた、
娘にかってやったのとお揃いの、
手織りの、
黄色や、
緑や、
水いろが混じった、
色鮮やかな、
ショールだった







| 05:34 | | comments(0) | trackbacks(0) |
白い純粋/詩
 『白い純粋』


今晩ここで感じてる思い
ナシにするなんて
無理
だってこんなに
祝福の音
降っているのに
気持ちいいこと
知っているのに
考えなくても浮かんできちゃう
白さは純粋

守ってやらなきゃいけないほど








| 01:54 | | comments(0) | trackbacks(0) |
夜明けの光/詩
 『夜明けの光』


理解できない 答えをもらった
正しい理由が わかるまでには
時間がゆっくり流れていって
私もゆっくり流れていって
暑い夏の日
レンタルビデオのムービーを見て
被害者の気持ちわかると思っていたのに
そいつはサイゴ加害者になり
みんなどっちも
大切にしたいことがあるから
怪物みたいになっちゃうことが
あるってことを
百パーセントのラブな気持ちで
やっと今ごろ理解したんだ
| 01:43 | | comments(0) | trackbacks(0) |
ゴールドパピヨン/詩

『ゴールドパピヨン』
  
   

行方を追っては
いけないキマリ
キマリじゃなくても
追ってはいけない

あなたはあなたを手放してしまう
後ろ姿が悲しいままの静止画になり
私のところへ 届くでしょう

感じている気持ち吐かなきゃいられないほど
ロマンチストなアンフェアぐあいに
言葉も失い
顔も忘れる
草むらの中 立ちつくしている
後ろ姿の誰だったっけという思い出に
変わってしまうの待つでしょう

収集家ではない私だから
その記憶さえも 消えてしまって
思い出そうとまぶたを閉じたら
光の残像

色があふれて
たくさんのパピヨン
ゴールドパピヨン

奇跡的な
変化の誕生
見るでしょう





| 01:27 | | comments(0) | trackbacks(0) |