あたまにおちてくることばを。

                   
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Youth /詩

彼が持っていたのは
それだけ
彼女が持っていたのは
それだけ
だからとっても軽かった
何ものともまだ
つながっていなくて
ぜんぶ自分の力だけで
処理していかなくてはいけない未来に
不安を感じて誇りを感じて
人の言うことをよく聞いたり
あるいはまったく聞かずに
けりとばして笑っていた
世界の中にきらめきをまき散らすように
歩いたり
走ったり
笑ったり
走ったりして
全員が奇妙なウワサを信じてた
年をとらずに生きてゆける
というウワサ
それは実際非常にリアルだった
そう
とてもリアルだったんだ






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| 03:09 | 映画と詩 | comments(0) | trackbacks(0) |
やさしい結末 /詩
「やさしい結末」



ずっと前に
通って来た道を忘れてしまって帰れない
このまま進んで
何もかもがめちゃくちゃにからまっている糸の中で
もがいてみたい
持っていたものはぜんぶ落っことして
傷ついて傷つけて傷つけられてガサガサになって
かさぶたがとれてきれいになりたい
口に出して言わなくてもわかるくらい
簡単な答えだけが必要なところで必要とされたい
誰かを憎んでいるフリをして仲間になりたい
水の入ったコップを持っていってあなたに飲ませたい
たくさんすばらしいものを持っていたあなたが
すべてを失って
また傷つきやすい子鹿のような少女になって歩いている
ふっくらしていた胸もしぼんで
ポケットには薬があって
目に映るものをひとつも見ていない
何度も何度も目の前を通り
輪郭を伝えて一緒に歩く
意味もわからずセックスをして
その背中にSという文字を書いて
ふたりでおちていく
どこかかんたんなところへ
距離がいちばん短くて
残酷で
平凡なところへ
かたきをとってあげるなんてうそばっかり言って
じつは臆病者だけど
はやくおわりがみたいから
おわったときに跡形もなく消え失せたいから
めちゃくちゃにスピードをあげて
鉄の壁に体当たりをして
まばゆい星をあなたのために
まきちらしたいと願ったからだ






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| 15:45 | 映画と詩 | comments(0) | trackbacks(0) |
小さな音 /詩
「小さな音」



むかえに行くよ
君のいるところまで
君がダメと言ったところまで
だまっているところまで
ドアを閉めたところまで
僕のためにドアをあけてくれて
上がって座ったソファのところまで
そこでギターを弾いて待っているよ
ずっとずっと欲しかったギター
奏でたかった音楽
小さな音で君にきかせるよ
君を追ってきたことが
ここでギターを弾くことが
小さな小さな音で充分






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   Copyright (C) 2009 Chiharu Mukai
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| 17:33 | 映画と詩 | comments(3) | trackbacks(0) |
青いベッド /詩
「青いベッド」


意味がないことをくり返した
今日が何日なのか知らない
大切な時間をつかってしまった
それがどれくらいなのかを計るには
青いベッドでねむらなくちゃ
起きたら両手をこすりあわせて
もうひとつのベッドで寝ている彼女を起こしに行こう
彼女が起きたら
青いベッドを車に積んで
海岸へ行って 海に流そう
追いかけて海へ入っていこうとする彼女を抱きしめながら
叫ぶ彼女の髪の毛にゆびをからませて
しっかりと根元から
つかんでやろう






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| 17:04 | 映画と詩 | comments(6) | trackbacks(0) |
夜明けのバス / 詩
「夜明けのバス」

夜明け

手の甲にシワができるまで
頭をささえてテーブルに肘をついている

とおりすぎる女のカラフルなピンヒールが
床の絨毯に深々と埋まり
誰かの腕時計に反射した光が
天井で飛び跳ねている

細い足首の女
ドレスを着るときに
背骨の1本1本がはっきりと見える
それを指でなぞってみる
行き先がわからない夜明けのバスは
ホテルの前から出発する

砂浜を歩いていたとき
足が悪くなければいいのにね
と走り去っていった女
足が悪くなければ
追いかけていただろうか
足が悪くなければ
やりたいことをすべて済ますだろうか

足が痛くても泳いでいるプール
パフュームの香りが充満したプール
太陽に熱を奪われながら
端から端まで何往復も
放尿しながら泳いでいる

夜明けのバスには乗れそうもない




                 Copyright (C) 2009 Chiharu mukai


※イメージ写真はonline free photo collectionのIMAGE*AFTERからお借りしました。

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内容は、詩とはまるで関係なくなってしまいましたが、、。
私の中ではこんなイメージが流れていました。


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| 17:00 | 映画と詩 | comments(0) | trackbacks(0) |